(詰将棋) 西村一義九段著『やさしい詰物二百題』第28題(出版:将棋天国社)

 


 


 


◆西村一義九段著『やさしい詰物二百題』

※この『やさしい詰物二百題』(1995年6月30日出版)は、著者の西村一義九段と、出版社の将棋天国社から許可を頂いて掲載しています。 無断転載はご遠慮ください。

こちらでは西村一義九段著『やさしい詰物二百題』の問題を掲載しています。

 

『やさしい詰物二百題』は初心者~有段者まで楽しめる、難易度を簡単にした5手詰~11手詰の作品集です。
さらに「何手詰」かの詰手数表示がない、異色の一冊。

この本の詳しい紹介記事はこちらです。


関連記事:西村一義九段著『やさしい詰物二百題』の紹介(出版:将棋天国社)

 


◇今までブログに掲載した『やさしい詰物二百題』問題一覧


当ブログに今まで掲載した西村一義九段著『やさしい詰物二百題』の問題一覧はこちら。

関連記事:『やさしい詰物二百題』問題一覧

 

 

 


◆第28題


◇問題図

【第28題 問題図】(詰手数:5手~11手)
初手は飛車打ちだが、どこに打つ?

 

(当ブログは、この詰将棋の作者の西村一義九段と、出版社の将棋天国社に、許可を頂いて掲載していますので
上記ボタンからツイッターカード経緯で出題する事は無断転載になりません。)


答えは 次回の問題の記事(クリックでリンク先へ飛ぶ。) に掲載します。

 

 


◇将棋よもやま話

人間万事塞翁が馬──中原誠名人の好きな言葉。
人生の有為転変は計り知れない。何が幸いするかも……。

 

 


◆次回『やさしい詰物二百題』第30題


◇第30題にチャレンジする


次回の問題

 

 


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◆前回 第26題の答え


◇第26題 正解手順

前回の問題

【第26題 問題図】
△3二銀をどう無力化するか?

上記 第26題(クリックで第26題の記事へ移動。)の答えは、
この記事を下へスクロールすると見る事ができます。

まだ第26題にチャレンジしていない方は、
上記 第26題の問題を解いてから答えを見る事をオススメします。

 

 

 

 


◇第26題の答え


【第26題 問題図】
△3二銀をどう無力化するか?

 

第26題 問題図からの指し手

▲2四飛 △1二玉 ▲2一銀 △1一玉

▲3三角成 △同銀 ▲1二銀成 △同玉

▲2一飛成(詰め上がり図)≫
≫の付いた青文字↑を押すと動く盤面で再生

【詰め上がり図は9手目▲2一飛成まで】
最終手▲2一飛成を実現させて9手詰。

 

 

 


◇第26題 変化解説

解説のため、第26題問題図再掲載。

【再掲載 第26題 問題図】
正解手順の途中の変化は?

(*の付いた青色の文字*を押すと解説が表示されます。)

上記 再掲載 問題図では、初手▲2四飛ぐらいしか相手玉を上部に逃がさない手はなく、この一手です。

そこから2手目△1二玉と進み、さらに続く手も3手目▲2一銀(下記 第1図)ぐらいしかありません。
ここまでは一本道です。

【第1図は3手目▲2一銀まで】
ここで△同銀と取ると?

(この上記 第1図3手目▲2一銀*に対し、△同銀*▲同飛成*までの早詰みです。)

4手目△1一玉(下記 第2図)と逃げるのが最長まで粘るための受けで、ここで次の一手が問題です。

【第2図は4手目△1一玉まで】
ここで▲2二飛成の変化は?

(この上記 第2図4手目△1一玉*に対し▲2二飛成*は、△同玉 ▲3二金 △2三玉*と逃げられて失敗します。)

ここでの正解手は5手目▲3三角成と捨てる手。
この手の意味は最後の詰め上がり図を見るとわかります。

これには6手目△同銀と取る一手に、7手目▲1二銀成!とどんどん駒を捨てていきます。
以下8手目△同玉と一本道に進み、最後に▲2一飛成(下記 詰め上がり図)と進んで9手詰です。

【再掲載 詰め上がり図は▲2四金まで】
飛成を実現させるために角銀を捨てて9手詰。

最後の▲2一飛成(上記 再掲載 詰め上がり図)を実現させるため、5手目▲3三角成として2一地点に利いている相手の△3二銀を動かし、最後に2一にいる銀を動かす7手目▲1二銀成から、最終手の▲2一飛成(上記 再掲載 詰め上がり図)と、最後の飛車成りを決めるために自分と相手の邪魔駒を消去する問題なのでした。

今回は9手詰の作品でした。

 

 


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◇第26題 失敗手順まとめ


最後に再掲載 第26題 問題図での失敗手順の紹介。

【再掲載 第26題 問題図】
正解手順5手目▲2二飛成の変化を振り返る。

 
●第26題 失敗手順まとめ

1:問題図*から▲2四飛 △1二玉 ▲2一銀 △1一玉▲2二飛成*△同玉 ▲3二金 △2三玉*で詰まない。


 

 

 


◇マイナー将棋ブログ ひとこと

初手▲2四飛~3手目▲2一銀までは一本道なので、実質5手詰のような問題。
しかしそこから最後の▲2一飛成までの寄せが閃くかどうか。
5手目の局面を問題として出題されると、あっさり解ける人は多いと思いますが、
初形の問題図から全ての詰み手順を読むのは一苦労かも?

 

 


◆次回『やさしい詰物二百題』第30題


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次回の問題

 

 


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*やさしい詰物二百題 ──付・将棋よもやま話──*
西村一義九段作、初級者でも解ける5手以上の簡単な詰将棋問題集。収録問題数は200問。収録手数は5手~11手だが、11手詰の作品でも変化の少ない簡単な作品ばかりで簡単に解けるものばかり。5手以上の詰将棋に苦手意識を持っている方でも、西村一義九段が絶妙に難易度調整をした、この「やさしい詰物二百題」ならスラスラ解ける事間違いなし! 普通の詰将棋と違い、問題に「何手詰」かの表記がなく、手数の短い問題でも本当にその手順で詰むのか?正確な読みが必要とされ、油断できない作りとなっている。 1問ごとに将棋界のエピソード「将棋よもやま話」が付いており、将棋界の豆知識も勉強できる。

 


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