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◆西村一義九段著『やさしい詰物二百題』

※この『やさしい詰物二百題』(1995年6月30日出版)は、著者の西村一義九段と、出版社の将棋天国社から許可を頂いて掲載しています。 無断転載はご遠慮ください。

こちらでは西村一義九段著『やさしい詰物二百題』の問題を掲載しています。

『やさしい詰物二百題』は初心者～有段者まで楽しめる、難易度を簡単にした5手詰～11手詰の作品集です。
さらに「何手詰」かの詰手数表示がない、異色の一冊。
この本の詳しい紹介記事はこちらです。

◇今までブログに掲載した『やさしい詰物二百題』問題一覧

当ブログに今まで掲載した西村一義九段著『やさしい詰物二百題』の問題一覧はこちら。

◆第63題

◇問題図

(当ブログは、この詰将棋の作者の西村一義九段と、出版社の将棋天国社に、許可を頂いて掲載していますので
上記ボタンからツイッターカード経緯で出題する事は無断転載になりません。)

答えは 次回の問題の記事(クリックでリンク先へ飛ぶ。) に掲載します。

◇将棋よもやま話

海千山千──どこの将棋大会にも強そうな猛者がうじゃうじゃと……。
他流試合では弱みを見せては損します。

◆次回『やさしい詰物二百題』第64題

◇第64題にチャレンジする

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◆前回　第62題の答え

◇第62題　正解手順

上記 第62題(クリックで第62題の記事へ移動。)の答えは、
この記事を下へスクロールすると見る事ができます。

まだ第62題にチャレンジしていない方は、
上記 第62題の問題を解いてから答えを見る事をオススメします。

◇第62題の答え

◇第62題　変化解説

解説のため、第62題の問題図を再掲載。

(*の付いた青色の文字*を押すと解説が表示されます。)

初手に▲２一銀と打つ手は考えられますが、それは上手くいきません。(後に失敗手順まとめで解説。)

正解は上記 再掲載 問題図から初手▲２二香成と捨てる手。

以下2手目△同玉の一手に、3手目▲４四角(下記 第１図)と角を打ち換える手がこの問題の急所です。

(上記 第１図*で△２一玉*は、▲２二銀 △１二玉 ▲１一銀成 △２三玉 ▲３三香成*までの詰み。この手順を読んでも最長の9手詰なので正解。
他に上記 第１図*で△２三玉*は、▲３三香成 △１二香成 ▲２二香成*で早詰みです。)

この上記 第１図の3手目▲４四角に、受方は4手目△１二玉と逃げます。

ここで5手目▲２三銀(下記 第２図)が相手玉を呼び込む手筋で、決め手となります。

(上記 第２図*で△２一玉*は、▲２二銀成*までの早詰み。)

よって上記 第２図で受方は、6手目△同玉と取るのが最長の粘り。
後は7手目▲３三香成、8手目△１二玉と進み、最後に▲２二成香(下記 詰め上がり図)までの詰みとなります。

今回は9手詰の作品でした。

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◇第62題　失敗手順まとめ

最後に再掲載 第62題 問題図での失敗手順の紹介。

◇マイナー将棋ブログ　ひとこと

 出題図で３筋と２筋に並んだ二枚の香のインパクトが強い問題。
香を使う問題と見せかけて、実は角が主役。

角と香の相性の良さを理解できる良問でした。

◆次回『やさしい詰物二百題』第64題

◇第64題にチャレンジする

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やさしい詰物二百題 ──付・将棋よもやま話──

西村一義九段作、初級者でも解ける5手以上の簡単な詰将棋問題集。収録問題数は200問。収録手数は5手～11手だが、11手詰の作品でも変化の少ない簡単な作品ばかりで簡単に解けるものばかり。5手以上の詰将棋に苦手意識を持っている方でも、西村一義九段が絶妙に難易度調整をした、この「やさしい詰物二百題」ならスラスラ解ける事間違いなし！ 普通の詰将棋と違い、問題に「何手詰」かの表記がなく、手数の短い問題でも本当にその手順で詰むのか？正確な読みが必要とされ、油断できない作りとなっている。 １問ごとに将棋界のエピソード「将棋よもやま話」が付いており、将棋界の豆知識も勉強できる。

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◇将棋天国社の本出版物一覧

＃この記事のＱＲコード

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