マイナー戦法 実戦棋譜 記事一覧

実戦棋譜 解説

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◆マイナー戦法 実戦棋譜 記事一覧

当ブログに掲載している、マイナーB級戦法の実戦譜を並べた『マイナー戦法 実戦棋譜』の全記事一覧です。
記事リンクの上にあるボタンをクリックすると、対局のハイライトシーンが表示されます。

 


◇対抗形で「悪魔の裏跳ね」の交換は振り飛車の得!実戦譜解説

【ハイライト図は26手目△1三桂まで】
端に桂を跳ねた。これが「悪魔の裏跳ね」


誰も知らないマイナー手筋「悪魔の裏跳ね」という桂馬の手筋をご存じでしょうか?
「天使の跳躍」と対になる手筋で、相掛かりの将棋で稀に登場する手なのですが…。

実はこの「悪魔の裏跳ね」は振り飛車戦でも使われる、非常に重要度の高い手筋なのです。
今回は実戦棋譜を題材に将棋の裏手筋「悪魔の裏跳ね」の手筋を徹底解説します。


ここをクリックすると『悪魔の裏跳ね』のハイライトが表示されます。

今回は
「悪魔の裏跳ね」の手筋に
ついて紹介します。

"悪魔"とは
えらく物騒な名前ですが、
これは一体?

その前に
まず「天使の跳躍」の手筋を
紹介しないと
始まりませんね。

両方とも
桂馬の手筋なのですが、
一体どんな手筋なのでしょうか?


~中略~


【第2図は26手目△1三桂まで】
端に桂を跳ねた。これが「悪魔の裏跳ね」


この△1三桂
「悪魔の裏跳ね」の手筋です。

次に△2五歩 ▲同歩 △同飛から
飛車交換の筋を狙っています。

一例ですが、
後手が第2図▲7九金なら
△2五歩 ▲同歩 △同飛 ▲2六歩
△2四飛 ▲6七金
△4四角(変化A結果図)

飛車交換を挑んで後手有利です。


【変化A結果図は34手目△4四角まで】
△2六飛からの歩得&飛交換で振り飛車有利


捌き合いになった時、
振り飛車側の左桂だけ
使えているのが
大きいのです。

"振り飛車側が
普段使いにくい左桂を
何とかして使う"。

これが「悪魔の裏跳ね」
使い方です。
(本当は相掛かり戦が
由来の端桂ですが、
詳しくは
『将棋世界2010年 9月号』を。)


気になる続きは下記の記事で!

『「悪魔の裏跳ね」の交換は振り飛車の得!』の記事を読む。

 

 


◇こんな銀立ち陣への組み方が!? 「四間飛車から銀立ち陣へ大変身!」 実戦譜解説

【第1図は15手目▲7六銀まで】
▲7七桂+▲7六銀型の"変則振り飛車"?


「銀立ち陣」という相居飛車戦法で使われる、入玉狙いの囲いはご存じでしょうか?

通常は相居飛車の角換わりで登場する囲いなのですが、
なんと今回は上図の▲7六銀型の振り飛車の形から
入玉狙いの必殺陣「銀立ち陣囲い」へ変化します。

目から鱗の大胆な駒組みをとくとご覧あれ。


ここをクリックすると『四間飛車から銀立ち陣へ大変身!』のハイライトが表示されます。

今回は
私の友人の将棋を
紹介します。

独特な棋風の持ち主で、
奇抜な手を指す事
一部で有名な人です。

久々に彼の将棋を観戦しました。

今回の将棋もその1つ

 

ではどうぞ、
局面をご覧ください。 (第1図)


【第1図は15手目▲7六銀まで】
▲7七桂+▲7六銀型の"変則振り飛車"?


この将棋、
先手の出だしは
一見変則振り飛車。

右辺に玉を囲い
「▲7八金~▲6五歩を狙う」
のかなと思っていました。

それが数十手後に
こうなりました。(ハイライト図)


【ハイライト図】
銀立ち陣VS銀立ち矢倉 "相居飛車"の形!?


 

振り飛車対居飛車の対抗形かと
思っていたら

何故か相居飛車になってる・・・。

しかもハイライト図は
先手作戦勝ち
です。


気になる続きは下記の記事で!

『四間飛車から銀立ち陣へ大変身!』の記事を読む。

 

 

 
 

◆当ブログのマイナー戦法紹介『誰も知らないマイナー戦法』はこちら

当ブログがサイト上で解説している、
ネット未公開の『誰も知らないマイナー戦法』の記事はこちら
伝説の囲い『▲7八金型天守閣囲い』、
プロ棋士考案の幻の入玉戦法『間宮久夢流』、
石田流へ最速早繰り銀!『鏡の左早繰り銀』などなど…。
誰も知らないマイナー戦法が盛り沢山!!


 
 

 


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