【第1回 誰も知らないマイナー戦法】平成3年に現れた伝説の囲い ▲7八金型「天守閣囲い」 Part3 終盤手筋編

 


 


 


◆【第1回 誰も知らないマイナー戦法】平成3年に現れた伝説の囲い ▲7八金型「天守閣囲い」Part3 終盤手筋

前回は『左美濃伝説』(クリックでAmazonへ移動。)で紹介された「▲7八金型天守閣囲い」の駒組み手順を紹介しました。


関連記事

▲4九金型のまま駒組みを進める(天守閣囲いPart2図)という大事なポイントが理解できたはずです。

【天守閣囲いPart2図は▲5八飛まで】
▲4九金型でのみ生じる手を紹介した。

今回は相手陣に飛車を打ち込んだ後、終盤の攻め合いでの天守閣囲いの受けの手筋を紹介します。
下段飛車への対応法寄せへの踏み込みのタイミング、最終盤だけで使える「天守閣の小部屋」の手筋とは?

 

 


△「天守閣囲い」終盤のハイライトシーン

では今回の記事の見所を紹介していきます。
下のハイライト図が天守閣囲いの特性を一番発揮した局面です。

【ハイライト図は△7五桂まで】
最後のお願い。必須手筋が登場

(*の付いた青色の文字*を押すと解説が表示されます。)

ハイライト図は、先手の天守閣囲い側が▲6一金と金を取り、受けなしになった後手が△7五桂(上記 ハイライト図)と打った局面。
この上記 ハイライト図△7五桂はなかなかの手で、上記 ハイライト図*▲同歩*なら△7六銀* ▲同玉 △7八龍*から逆転を狙っています。

だがこの桂打ちに対しては、天守閣囲いだけが持つ「終盤の必須手筋」で簡単に受かってしまうのであった・・・。(本記事後半で紹介。)

 

 


◇(47手目)天守閣囲い側が▲3一飛と打った局面。 ここから後手はどう受ける?

前回Part2第9図再掲載します。

【再掲載 第9図は47手目▲3一飛まで】
▲7一角の狙い。後手はどう受けるか?

まず後手は上記 再掲載 第9図*から▲7一角* △9二玉 ▲8二金 △9三玉 ▲7二金*までの詰めろを受ける必要があります。
一番玉を堅くする受けを選ばないと、後手は一気に美濃囲いを崩されてしまいます。
さらに上記 第9図の局面では後手は△3四銀も取られる形なので、迂闊な受けでは先手に銀を取られて受けにならない可能性もあります。

実際後手がかなり困っていますが、ここから美濃囲いの凌ぎの手筋を駆使して反撃してきます。

 

 


第9図再掲載します。

【再掲載 第9図は47手目▲3一飛まで】
後手は手堅く受けて反撃を狙う。

 
再掲載 第9図からの指し手

△5一歩 ▲4六歩 △6九飛(第10図)≫
≫の付いた青文字を押すと動く盤面で再生
。↑

【第10図は50手目△6九飛まで】
底歩で受けて△6九飛から反撃するが。

△5一歩(上記 第10図)「金底の歩岩より堅し」の底歩で受け、先手の攻めを一度止めます。

先手も次に△4七歩成と入られると後手に楽しみを与える可能性があるので、一旦は手堅く▲4六歩と取っておきます。
(強く攻めるなら本譜49手目▲4六歩に代えて▲3四飛成*▲2六角*からの順がありますが、相当読み切って指さないと危険な手順。)

そして△6九飛(上記 第10図)と後手も待望の飛車打ちが実現。
次に△4九飛成の金取りと△8九飛成の囲いに迫る桂取り。
これで一気に反撃の体勢が整い、逆転模様・・・と思いきや。

 

 


◇(50手目)△6九飛から後手の反撃は・・・。天守閣囲いの遠さ生かし、先に攻め切る!「下段飛車には一手手抜きで攻めれる」

第10図再掲載します。
ここで天守閣囲いの基本的な考え方として、相手の攻めが来る前に攻め切ってしまうのが特徴です。
下段からの攻めに強いので、相手の下段飛車の攻めには受ける事を全く考えなくて良いのです。

【再掲載 第10図は50手目△6九飛まで】
受けず攻めるのが天守閣囲いの基本思想

 
再掲載 第10図からの指し手

▲5三歩(第11図)≫
≫の付いた青文字↑を押すと動く盤面で再生

【第11図は51手目▲5三歩まで】
無視して▲5三歩で先手が攻め勝てる。

なんと△6九飛には無視して▲5三歩(上記 第11図)と打って決まっています。
上記 第11図の▲5三歩*△同金*▲6二金*から次の▲7一角を狙って寄り筋。
他に上記 第11図の▲5三歩*△6二金*▲5一飛成 △6一銀打▲5二金*で一手一手の寄り筋。

どちらにせよ先手の天守閣囲いが絶対に詰む事はないので、その間に相手玉に迫っていけば勝てる将棋。
振り飛車側の下段飛車の攻めは絶対に詰めろにならないので「下段飛車には一手手抜きで攻められる」と読みを省略しやすいのが大きいのです。

 

 


◇(変化51手目)△8九飛成と囲いの下段に入ってくる手には▲7九金打で龍を捕獲して優勢!

第11図再掲載します。

【再掲載 第11図は51手目▲5三歩まで】
ここで△8九飛成と桂を取られたら?

少し気になるのは上記 再掲載 第11図の▲5三歩*△8九飛成*と桂を取ってくる手ですが、これには▲7九金打(下記 変化A図)と金を打って受ければ飛車を取る事ができます。

【変化A図は▲7九金打まで】
手厚く金打ちが大事。飛車を殺せた。

△8九飛成と入ってくる手には、ほとんど上記の▲7九金打!で飛車を生け捕る筋で優勢になります。
金を打つ事で囲いが盤石になり、さらに飛車まで入手できるので天守閣囲いとして言う事なしです。

「△8九飛成には▲7九金打と受ければ鉄壁。」と覚えておきましょう。

ただし少しだけ注意点を書いておきますと、相手の△8九飛成*に持ち駒の金を使わず単に▲7九金*と引くと△6九角(変化B図)で困ってしまいます。

【変化B図は△6九角まで】
金を使わないと7八の空間を狙われ危険。

7八が開いた瞬間に△6九角(上記 変化B図)の王手があります。
上記 変化B図*以下▲同金*△同龍*から次に△7八銀の筋で寄せられてしまいます。

よって上記 変化B図の△6九角*には▲7八金打*と受けますが、以下△同角成 ▲同金 △7五桂 ▲同歩 △7六銀(下記 変化B失敗図)で崩されてしまいます。

【変化B失敗図は△7六銀まで】
▲同玉・▲9七玉に△7八龍で崩壊。

相手に角一枚と金銀一枚があると、この筋で崩壊しますので注意してください。
この天守閣囲いでは頻出する筋なので、終盤では持ち駒に常に前に利く金か香を残しておくのがポイントです。

持ち駒に金があれば△8九飛成*には▲7九金打*で飛車殺し、持ち駒に香があれば▲7九香*で2手~3手ほど囲いを延命できます。
可能ならば常に金を持ち駒にしておきましょう。

★「天守閣囲い」終盤のポイント1

・△8九飛成に対し、相手の持ち駒に角や銀の斜め駒があれば▲7九金打で飛車殺し。
「△8九飛成には▲7九金打と受ければ鉄壁。」

△8九飛成に金を持っていない場合は▲7九香(▲7九銀)で囲いの延命。


 

 


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◇(51手目)下段飛車には手抜きで▲5三歩が急所の一手!ここから一直線で美濃囲いを崩す攻めの強さが大事

戻って第11図再掲載します。

【再掲載 第11図は51手目▲5三歩まで】
△同金は▲6二金。△6二金は▲5一飛成。

▲5三歩と打ったこの上記の局面、既に後手がどうしようもありません。
上記 再掲載 第11図から△8九飛成ともいけず、攻め合いの手段もありません。

後手は凌いで凌いで、ミスを待つしかありませんが・・・。
ここから天守閣囲いは一気に相手の美濃囲いに迫って勝ちにします。

 

 


再び第11図再掲載します。

【再掲載 第11図は51手目▲5三歩まで】
ここから後手の受けを上回る速度で攻める。

 
再掲載 第11図からの指し手

△6三金 ▲5二歩成 △4九飛成 ▲5一飛成

△7一金 ▲4四角!(第12図)≫
≫の付いた青文字を押すと動く盤面で再生
。↑

【第12図は57手目▲4四角まで】
次の▲7一角成の詰みが受からず勝ち。

上記 第12図に至るまでに途中の△6三金*▲5一飛成*なら△6二銀*と打って手番を握って受ける手筋で、こうなると一手稼がれてしまいます。
それを許さないのが途中の△6三金*に対し▲5二歩成!* △同歩*なら▲7一角 △9二玉 ▲8二金 △9三玉 ▲7二金*以下の詰みです。

よって後手は先手の▲5二歩成に対して△4九飛成から金を入手し、▲5一飛成△7一金と頑張って受けますが、それを許さない決め手が上記 第12図▲4四角!
次の▲7一角成の詰めろを受ける手がなく、以下△5三歩と受けても▲同とから一手づつの寄せで先手の天守閣囲いの勝ちです。

美濃囲いに迫ってからの▲4四角は、対振り飛車戦で攻防の決め手になりやすい手なので絶対に覚えておきましょう。
逆に振り飛車側を持った時は、先に△4四角と打つ手が7一地点を受けつつ相手玉に迫る攻防手になりやすいので、対抗形ではいかに4四地点に角を先着できるかが実は大事なポイントなのです。

 

 


◇(57手目)振り飛車玉は受けなしに。 逆転を狙った最後のお願い△7五桂!だが・・・

さて普通の棋書や講座ならここで打ち切るのですが、今回はマイナーすぎるB級戦法「天守閣囲い」の解説です。

このまま終わっては、この天守閣囲いの特性がわからずじまいで終わってしまいます。
ここから最後に後手が天守閣囲いに猛攻を仕掛けて寄せようとしたらどうなるのでしょうか?
天守閣囲いの終盤の必須手筋を紹介して、終わりたいと思います。

 

第12図再掲載します。
先ほど少し触れた、△5三歩 ▲同と以下の変化から後手が寄せに来た場合の例を紹介して終わります。
天守閣囲いを極める最後の手筋を覚えてください。

【再掲載 第12図は57手目▲4四角まで】
開き直った後手が一発逆転を狙ってくる。

 
再掲載 第12図からの指し手

△5三歩 ▲同と △ 同金 ▲同角成

△6一金 ▲6二金 △8九飛成 ▲6一金

△7五桂!(ハイライト図)≫
≫の付いた青文字↑を押すと動く盤面で再生

【ハイライト図は66手目△7五桂まで】
最後のお願いの勝負手。

△5三歩以下、一旦△6一金から手番を得て受けようとしますが容赦なく▲6二金*。(△5一金*なら▲7二金 △同玉 ▲6三銀 △8二玉 ▲7一馬*以下寄り。)
この▲6二金に受けはないので、△8九飛成~△7五桂(上記 ハイライト図)から寄せきれるかの勝負。
実戦ではこの順を選んで逆転を狙われる展開が多いでしょう。

 

さて、冒頭で紹介したハイライトシーンがこの66手目△7五桂の局面。
ここが問題の局面であり、最後の盛り上がり所です。
このハイライトシーンの次の一手がわかるようなら、あなたは天守閣囲いを使いこなす素質アリです。

 

 


解説を読みやすいようにハイライト図再掲載します。

【再掲載 ハイライト図は66手目△7五桂まで】
▲同歩と取ると大変。ここで必須手筋が出る。

まず上記の再掲載 ハイライト図*から▲同歩*△7六銀* ▲同玉 △7八龍 ▲6六玉 △3九角* ▲5五玉 △7五龍 ▲4四玉 △3三金 ▲5四玉 △6五龍*までの13手詰で逆転してしまいます。
仮に詰まなくても、上部に玉を逃がしている間に自陣に龍を引きつけ、後手玉の詰めろを受けてしまう手順が生じそうです。

他に上記 ハイライト図*▲7七玉*と右に逃げる手は、即詰みはないものの△6一銀*と金を一度取る手があり、次に△5五角*からの詰めろをかけられてしまいます。
あわせて△3三角*の王手龍の筋もあるので、一手すきの形を確実に作るなら▲7七玉よりも次に紹介する手筋の方が確実性があります。

よってこのハイライト図△7五桂はかなり危険な手なのです。
ですが天守閣囲いには、最終盤でのみ使える必殺の手筋があります。
この最終盤の△7五桂には、今後ノータイムでこの手を指して勝ってください。


 

 


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◇(66手目ハイライトシーン)△7五桂には終盤の必殺手筋「天守閣の小部屋」▲9七玉で詰まず勝ち!

再びハイライト図再掲載します。

【再掲載 ハイライト図は66手目△7五桂まで】
△7五桂にはノータイムで指すべき手がある。

 
再掲載 ハイライト図からの指し手

▲9七玉!(結果図)≫
≫の付いた青文字↑を押すと動く盤面で再生

【結果図は67手目▲9七玉まで】
端に逃げれば詰まない。先手勝ち。

詰むか詰まないかの最終盤でのみ、王手には▲9七玉で手数を1手伸ばしてしまう必殺の手筋があるのです。

これが「銀冠の小部屋」ならぬ「天守閣の小部屋」の手筋です。
先ほどまで玉がいた8七地点には金銀が利いており、8七地点を攻める事は不可能です。(仮に相手の持ち駒に金があっても△8七金* ▲同銀*で銀冠の形になり詰まない。)

上記 結果図*から△7八龍*と取るのは、当然▲7一馬*~▲9三金~▲8二金*までの詰み。
よって上記 結果図*以下粘るなら△9二玉*と先逃げするぐらいですが、▲6二龍*▲7二龍* △8二銀*▲同龍 △同玉 ▲7一馬 △9二玉 ▲9三銀 △同桂 ▲8二金*のように詰みまで一手づつ迫って行けば先手勝ちです。
後手からは絶対に先手玉を寄せる手段がないので、詰めろ詰めろで確実に追っていけば先手の勝ちになるのでした。

★「天守閣囲い」終盤のポイント2

最終盤でのみ▲9七玉と逃げ、確実に1手稼ぐ凌ぎの手筋「天守閣の小部屋」がある。


 

 


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◆天守閣囲い 終盤のポイント まとめ

平成3年に登場した伝説の囲い「▲7八金型天守閣囲い」いかがだったでしょうか?

平成に主流となった居飛車穴熊や通常の左美濃と違い、瞬間的な広さと遠さで勝負する全く別の感覚の囲いと言う事がわかったでしょう。
さらに完成から仕掛けまでの手数が早く(29手目に開戦)、カテゴリとしては居飛車急戦に入る攻めのスピード感。
もしかするとelmo(エルモ)囲いを始め、急戦策が復活している令和将棋界にピッタリなのかもしれません。

最後に今回の天守閣囲いの終盤の2つのポイントをまとめて終わりたいと思います。

●天守閣囲い 終盤のポイント まとめ

1:終盤の△8九飛成に対し、相手の持ち駒に角や銀の斜め駒があれば▲7九金打(再掲載 変化A図)で飛車殺し。

「△8九飛成には▲7九金打受ければ鉄壁。」

  【再掲載 変化A図は▲7九金打まで】  
   龍を殺しつつ囲いを固める受けの手筋。    

 

2:最終盤でのみ▲9七玉(再掲載 結果図)と逃げ、確実に1手稼ぐ凌ぎの手筋「天守閣の小部屋」がある。

   【再掲載 結果図は▲9七玉まで】   
 最終盤で確実に1手稼ぐ「天守閣の小部屋」。 

この2つの手筋さえ覚えておけば「▲7八金型天守閣囲い」の力を十二分に発揮する事ができます。
ちなみに後手番でも使う事ができ、後手番での「△3二金型天守閣囲い」も有力です。

新時代の急戦策として、平成に埋もれたこの伝説の囲いを復活させてみてはどうでしょうか?

 

 


◆次回予告「▲7八金型天守閣囲い 囲いの発展形編」

この「▲7八金型天守閣囲い」は発展性の少ない囲いとPart1で書きましたが、それはあくまで通常の「▲7八銀型天守閣美濃囲い」*に比べて堅く発展する方法がないと言う意味です。(銀冠や米長玉のように深く堅くする事はできない。)
極端に堅くする事を考えなければ、この囲いはそれなりに堅く、それなりに攻撃力のある形に発展させる事ができます。

次回はそれらの囲いの発展形の紹介をしていきたいと思います。

【次回予告図は天守閣左金美濃囲い】
中盤の手待ちで生じる形。横と下段に強い。

あなたは伝説の囲いの使い手になる事ができるか?

 


◇次回の記事(Part4)


次回の記事

 

 


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◆今回の記事の棋譜再生&kifファイルダウンロード

この記事で解説した棋譜を動かして再生できます。

 

さらに今回解説した記事を「解説付きkifファイル」でダウンロードできます

▽解説付きkif、zipファイル ダウンロード▽

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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▼kifファイルの再生方法▼
ダウンロードしたkifファイルは「柿木の将棋ソフトウェア」のフリーソフト「kifu for windows」でパソコン上で再生する事ができます。

Androidの方は「Kifu for Android(無料版)」で再生する事ができます。
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▽関連商品

*左美濃伝説 (秘法 (巻之2))* 定価:1,000円
週刊将棋 (編集) 1991年8月15日発売。 「振り飛車相手に飛車交換を挑め、仕掛けの権利を持っている戦法」はないのか? あまりにムシが良すぎる話だが、天守閣美濃囲いと▲4六銀右急戦を組み合わせるとそれが現実となる。 本書は昭和後期~平成初期に大流行した「左美濃▲4六銀戦法」にのみ絞った定跡書。 当時はまだ藤井システムが登場していない時代なので振り飛車の形は△8二玉型に限定されていますが、△8二玉型に絞った研究量は相当なもの。  今回紹介した「天守閣囲い」はP86の「変則左美濃超急戦パートⅡ」で紹介されており、メジャーな天守閣美濃からマニアックな天守閣囲いまで書いてある、正に伝説の左美濃本だ。

 

 


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