『囲の王』第2巻の登場人物(キャラクター紹介)
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目次
◆囲の王 第2巻の登場人物(キャラクター紹介)
囲の王 第2巻で登場する人物・高校の紹介。
◇愛媛県立 松山高校(えひめけんりつ まつやまこうこう)
愛媛県にある普通の公立高校。主人公の王城環が通っている高校。
棋道部は存在するが未だに全国大会への出場経験はなし。 目立った成績のない弱小将棋部だ。
しかも今年残っている将棋部員は天金紗代子部長(3年生)の1人だけと言う惨状。
今年の4月に1年生の王城環・藍原あゆむ・桂香里が入部したものの、それでも全部員はたったの4人。
公式戦の将棋の甲子園『大橋浪女杯』に出場するには部員が5人必要なのだが、
環達は5人目の棋道部員を見つけられるのだろうか?
△天金 紗代子(あまがね さよこ):3年生 部長
天金 紗代子
「みんなの想いが…
流れ込んでくる!」
棋風:居飛車党
得意戦法:矢倉囲い・棒銀
愛媛県立 松山高校の棋道部 部長。高校3年生。
肌身離さず手に持っている「てんかとういつ!」と書かれた扇子が彼女のトレードマーク。
妄想遊びが大好きで、自分の考えた妄想ネタをハイテンションで演じるのが趣味。
「女性棋士になり、竜王になる事」を夢見ており、誰もいない放課後の部室で「紗代子が竜王になるまでの物語」を妄想した一人遊びをしていた所を環達に見つかり・・・。(下記画像参照。)
「初の女性棋士による竜王獲得」の瞬間を
妄想して遊ぶ天金紗代子部長。この直後…。
今回の第2巻では、天金紗代子部長が原因で松山高校棋道部が廃部の危機へ追い込まれる事になり・・・。
△王城 環(おうしろ たまき):1年生
王城 環
「その週末の対局に
勝てばいいんだな?」
棋風:オールラウンダー (居飛車・振り飛車の両方を指せる)
得意戦法:相掛かり・矢倉など居飛車系統の将棋を好んで指す (第1巻参照。)
棋力:全国上位クラス
(関東の『中高学生将棋大会』優勝&愛媛県最強学生棋士の雪片真に勝利。)
愛媛県出身。『囲の王』の主人公。高校1年生。(第2巻時点。)
師匠の桂香里の母から貰った男の子用の帽子がトレードマーク。
小学生の頃に東京の将棋強豪校『鳩森学園』(はとのもりがくえん)にスカウトされた将棋の天才。
その後、中学2年生・中学3年生の時に関東の中学生・高校生の学生最強を決める将棋大会『中高学生将棋大会』で優勝。 個人戦二連覇を果たし「関東最強の学生棋士」の称号を手にした。(マンガボックス版 第1話参照。《クリックで第1話の記事へ移動。》)
関東一の実力になり、自分の腕に自信を持った彼女の次の目標は、師匠の桂香里の母と幼い頃に交わした約束「地元愛媛県に全国大会優勝のトロフィーを持ち帰る」を果たす事。(下記画像・マンガボックス版 第5話参照。)
香里の母と幼い頃に交わした約束。
「地元愛媛県に優勝トロフィーを持ち帰る」
その約束を果たすため、高校1年生になった環は地元の愛媛県に帰り『愛媛県立 松山高校』に転入。
学生棋界で最も歴史のある全国将棋大会『大橋浪女杯』での団体戦優勝を目指そうとする。
彼女が生まれ育った愛媛県で「将棋の頂点をぶん捕る」事はできるのだろうか?
性格は女の子ながら男気に溢れており、周りを引っ張っていく松山高校棋道部のリーダー的存在。
だがその性格が災いし、売られた喧嘩は考えなしに買ってしまう癖がある。(下記画像参照。)
売られた喧嘩は何でも買ってしまう。
さらに超絶的な方向音痴&機械の扱いが不得手で、意外にも弱点が多い。
第2巻でも彼女の圧倒的強さと熱い性格は健在で、さらなる強敵と戦う事になり・・・。
☆王城環の将棋を実際に対局して体験してみよう!(次の一手問題集へ)
この学生最強棋士 王城環の将棋がどれほどのものか体験したい方は、
下記の記事で「次の一手形式」で環と対局する事ができるぞ!(第1巻「王城環VS雪片真」終盤戦の局面。)
王城環の深い読みをあなたが実際に対局して体験してみよう!
◎第1巻「第11話 次の一手記事」 ⇒ 先手勝ち?後手勝ち?『囲の王』第11話 王城環の寄せを凌ぎ切れ!(単行本:第1巻)
△桂 香里(かつら かおり):1年生
桂 香里
「環の隣にいるのは
私なんだ…」
棋風:振り飛車党の受け棋風
得意戦法:四間飛車
棋力:全国上位クラス
(関東最強棋士の王城環が「オレと互角の実力を持っている」と称するほど。)
愛媛県出身。高校1年生の長髪長身のクールな女の子。
主人公の王城環とは母親同士が同級生で、幼稚園の頃からの幼馴染。
四間飛車戦法を愛用し「血液に納豆菌が入っている(環談)」と言われるほどの受け棋風。
5年前に母が脳梗塞で倒れた事が原因で一度将棋を辞めている。
母が倒れた日、彼女は将棋大会で手数が長い粘りの将棋を指していた事が原因で帰宅が遅くなって母の発見が遅れてしまう。
なんとか母は一命を取り留めたが、ほとんどの記憶を失って寝たきりに。
それを悔やんだ香里は将棋から離れる事に。
だがそれから5年後、高校1年生になり松山高校に帰ってきた王城環と、同級生の藍原あゆむの熱意により再び将棋に復帰。
その時に行われていた北星高校との練習試合に参加し、
中学生の時に負かされた打掛ならびに勝利を収めリベンジに成功。(下記画像参照。)
こうして香里は、松山高校棋道部に入部する事に。
将棋の甲子園『大橋浪女杯』で優勝して「地元愛媛県に全国大会優勝のトロフィーを持ち帰る」母との約束を果たそうとする。
初めての友達である環の事が大好きで、環のためなら自己犠牲もいとわない思い切った一面もある。(下記画像参照。詳しくは第2巻で!)
環のためなら何でもする!?
詳しくは第2巻で!
☆桂香里の将棋を実際に対局して体験してみよう!(次の一手問題集へ)
今回紹介した桂香里の「血液に納豆菌が入っている」と言われる程の受け将棋はどんなものなのか?
それを実感するには実際に対局するのが一番!
下記の記事で「次の一手形式」で香里と対局する事ができるぞ!(第1巻「打掛ならびVS桂香里」終盤戦の局面。)
攻め潰そうで全く攻め潰せない!? 桂香里の粘り強い堅陣を君は打ち破る事ができるか?
◎第1巻「第10話 次の一手記事」 ⇒ 囲の王 第10話 香里の受けを体験!「次の一手で香里と対局」
△藍原 あゆむ(あいはら あゆむ):1年生
藍原 あゆむ
「やっぱ
一緒に大会出たいっす!」
棋風:居飛車党
得意戦法:相掛かり
棋力:中学・高校まで目立った成績を残せていない。
王城環に憧れる松山高校棋道部の1年生部員。
語尾に「~っす!」とつけるのが特徴。
小学校の頃に将棋を始めたが、中学3年生の時まで目立った成績を残す事ができず「自身に才能がない」と諦めて将棋をやめようと考えていた。
しかし『中高将棋大会』で戦う憧れの環の姿を見て、地元の県立松山高校に進学して再び将棋を続ける事を決意。
松山高校に転入してきた王城環と共に、将棋の甲子園『大橋浪女杯』の優勝を目指す。
高い記憶力を持ち、あらゆる棋書・過去の棋譜・定跡を全て覚える事ができる。
明るい性格で人当たりが良く、どんな相手とも仲良くなれる高いコミュニケーション能力の持ち主。
第2巻でも、その性格が発揮されて松山高校棋道部廃部の危機を救う事に!?
彼女の明るい性格が第2巻でも発揮!
松山高校棋道部の廃部を救う事に!?
△眞銀 なな(ましろ なな):1年生
眞銀 なな
「後悔するまで 付きおうたる」
棋風:居飛車党 (気まぐれで振り飛車も指す時も)
得意戦法:その時の気分
棋力:中学生の時に個人戦で活躍。
松山高校1年生。現在どの部活にも入っていない。
いつも口にお菓子を咥えているマイペースな関西弁の女の子。
将棋を覚えたのは中学1年生の時で、
その年の中学個人大会に出場し、好成績を残した天才。
彼女が松山高校棋道部に入れば部員が5人揃い、即戦力になるのだが・・・。
ななは自身を「外来種」と例え、頑なに入部を拒否する。その理由とは?
自身を「外来種」と例え、
頑なに入部を拒否する。
その理由とは?
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◇愛媛私立 北星高校(えひめしりつ きたほしこうこう)
愛媛の王者!『愛媛私立 北星高校』
「愛媛の王者」と呼ばれており、愛媛県最強の強豪校。
お嬢様校で上品な生徒が多く、格調高さを感じさせる校風。
北星高校将棋部は「関東でもこれだけの規模の将棋部は中々ない」と環にも言わしめる程の大規模。
将棋部員も五十人以上と層も厚く全部員の棋力は高い。
エースは部長の雪片 真(ゆきひら まこと)。
現愛媛県学生棋界では、王城環に次ぐ強さの学生棋士と言われている。
△雪片 真(ゆきひら まこと):3年生 部長
雪片 まこと
「今日は北星の部長として
君と戦わせてもらうよ」
棋風:居飛車党
得意戦法:相掛かり
棋力:北星高校将棋部最強&全国上位クラス
(王城環と戦うまでは愛媛県最強と言われていた。)
『愛媛私立 北星高校』将棋部の部長。
眼鏡がトレードマーク。 対局時には眼鏡をかけ、対局外では眼鏡を外している。
北星高校将棋部ナンバー1の実力を持ち、王城環が愛媛県に帰ってくるまでは愛媛県最強と言われていた。(王城環VS雪片真戦は第1巻参照。)
北星最強の実力を持つ立場上 部長の肩書を持っているが、雑務が面倒なので部長の仕事は全て副部長の倉田ひかりに任せている。
△倉田 ひかり(くらた ひかり):2年生 副部長
倉田 ひかり
「自分の状況に気づいたのね
そう…貴方には勝利しかない」
棋風:居飛車党
得意戦法:一手損角換わり
棋力:北星高校将棋部 5番目の実力
『愛媛私立 北星高校』将棋部の副部長。 高校2年生。
北星高校将棋部では5番目に強い。
北星高校将棋部の部長は雪片真だが、雪片が面倒臭がって雑務を全くしないため、副部長のひかりが全て部の雑務を請け負っている。北星高校の実質部長的存在。
将棋の棋力は部内5番目の五将クラスで、団体戦メンバーの中では一番棋力が低い。
だが団体戦では彼女が考えた作戦で北星高校を度々優位に導くため、北星高校将棋部に無くてはならない重要な存在だ。
△打掛ならび(うちかけ ならび):1年生
打掛 ならび
「てめぇふざけてんのか!?」
棋風:居飛車党
得意戦法:エルモ囲い急戦
棋力:北星高校将棋部 4番目の実力
『愛媛私立 北星高校』の将棋部員。 高校1年生。
北星高校将棋部では4番目に強い。
まだ高校1年生だが、層の厚い強豪北星高校将棋部のレギュラーに選ばれている事から、将棋の実力は本物だ。
自分より将棋が弱い人間を見下す性格で、副部長だが棋力の低い倉田ひかりにタメ口を使っている。
松山高校の桂香里のライバルで、中学2年生の時・松山高校との練習試合(第1巻参照。)で2度戦い現在1勝1敗の成績。
今度始まる『大橋浪女杯』では、練習試合で自分を負かした桂香里へのリベンジに燃えている。
△薊 薫子(あざみ かおるこ):2年生
薊 薫子
『愛媛私立 北星高校』の将棋部員。高校2年生。
北星高校将棋部では2番目に強い。
大人しい性格なのか、口数は少ない。
△鏑木 ナツ(かぶらぎ なつ):3年生
鏑木 ナツ
「さっすがっ!」
『愛媛私立 北星高校』の将棋部員。高校3年生。
北星高校将棋部では3番目に強い。
褐色肌が特徴。他の部員(主に倉田ひかり)によくちょっかいをかけている。
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◇愛媛県立 真田高校(えひめけんりつ さなだこうこう)
愛媛県内ベスト4。『愛媛県立 真田高校』。
愛媛県の県立高校。
学校としての実力は、愛媛県内ベスト4の強さを誇る。(ベスト1は北星高校・ベスト2は伊予東高校。)
だが去年に何らかの事情があり、現在エースが不在で本来の実力を発揮できていないようだ。
もし真田高校将棋部のエースが立ち直る事ができれば、愛媛の王者 私立北星高校の脅威になる程のポテンシャルを秘めている。
エース不在の中、3年生の黒岸 星奈(くろきし せな)が将棋部を上手く引っ張っておりチームとしてのまとまりは強い。
△黒岸 星奈(くろきし せな):3年生
黒岸 星奈
「強いのがいるじゃん!」
『愛媛県立 真田高校』将棋部の3年生。
愛媛県内上位の棋力を持つ実力者。
気さくな性格で面倒見の良い姉御肌。
現在エース不在の真田高校将棋部だが、代わりに彼女が軸となりチームを引っ張っている。
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◇愛媛県立 伊予東高校(えひめけんりつ いよひがしこうこう)
愛媛県ベスト2の強豪校。
『愛媛私立 北星高校』とは積年のライバル。
今年こそ愛媛の王者 北星高校を倒し、愛媛県最強の座を奪おうと燃えているようだ。
△峰岸 沙奈(みねぎし さな):3年生
峰岸 沙奈
「雪片…
今年こそ倒してやるわ」
「打倒!雪片真」に燃える、愛媛県立 伊予東高校3年生のエース。
同年代に『愛媛私立 北星高校』の雪片真がいたせいで、高校生の間ずっと愛媛県内2位に甘んじていた。
今年こそ雪片真から愛媛県最強の座を勝ち取る事はできるのか?
◇愛媛県立 東雲女学院(えひめけんりつ しののめじょがくいん)
去年まで将棋部は存在しなかったが、今年になって突然将棋部が設立された。
唐突に現れた将棋部だが、実力は本物。
それも当然で、東雲女学院将棋部には東京の将棋名門校『鳩森学園』の将棋部員が3人も転入していたのだから・・・。
△和久井 夜(わくい よる):1年生
和久井 夜
「お前は
王城環の癌だ」
今年、将棋の名門校『鳩森学園』から同級生の松永・森野と共に『愛媛県立 東雲女学院』へ転入してきた。 高校1年生。
王城環とは去年の中学時代まで同級生だった。
彼女達が東京の『鳩森学園』から『愛媛県立 東雲学園』に転入してきた理由とは?
好戦的な性格なのか、松山高校の棋道部員には攻撃的な態度を見せる。
△松永 美沙(まつなが みさ):1年生
松永 美沙
「貴方の将来のために
貴方の夢を叩き潰す」
和久井・森野と共に東京の『鳩森学園』から愛媛の『東雲学園』へ転入してきた。 高校1年生。
王城環とは去年の中学時代まで同級生だった。
彼女達が愛媛の『東雲学園』に転入した理由とは?
和久井・松永・森野の中では一番身長が高く、3人の中で存在感がある。
△森野 のの(もりの のの):1年生
森野 のの
和久井・松永と共に東京の『鳩森学園』から愛媛の『東雲学園』へ転入してきた。 高校1年生。
王城環とは去年の中学時代まで同級生だった。
彼女達が愛媛の『東雲学園』に転入した理由とは?
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◇女流プロ
「女流プロ棋士」とは「男性プロ棋士」とは別の女性のみのプロ棋士団体。
△忽那 ことは(くつな ことは):女流二段
忽那 ことは
「読みが浅い」
プロの女流棋士二段。
愛媛の棋士達が育てた純粋な愛媛棋風の棋士。
女流棋士としての実力は本物で、圧倒的な深い読みでどんな劣勢をも軽く巻き返す力を持っている。
店員と将棋が指せる将棋カフェ『Connect』の常連客で、そこでアルバイトをしていた環達と出会い・・・。
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◆『囲の王』単行本 第1巻・第2巻の紹介
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