好きな指定局面を選んで勝負!『ランダム指定局面将棋』棋譜集ダウンロード

 


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◆色々な指定局面を選んで遊べる『ランダム指定局面将棋』

今回は棋友から提案された、新しい将棋の遊び方を紹介します。
その名も 『ランダム指定局面将棋』
「相居飛車」「居飛車対振り飛車」「相振り飛車」などの戦型から、好きな指定局面を選び対局するという指定局面戦です。

その指定局面をあらかじめ大量に用意しておき、対局者同士に選んでもらう これがこのゲームの面白い所です。
実際にどういう遊びか、図を使って紹介していきます。

まずは下記の『ランダム指定局面将棋』のkifファイル集をダウンロードしてください。

 

 


◆『ランダム指定局面将棋』kifファイルダウンロード

▽『ランダム指定局面将棋』kif、 zipファイル ダウンロード▽

ZIPダウンロードボタン↑クリックで『ランダム指定局面将棋』をZIPダウンロード。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
マイナー将棋ブログ 作『ランダム指定局面将棋』はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスで提供されています。
https://minorshogi.com/random-designation-phase-kif/にある作品に基づいている。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示用 HTMLコード(コピーペーストしてお使いください。)
<a rel="license" href="http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/"><img alt="クリエイティブ・コモンズ・ライセンス" style="border-width:0" src="https://i.creativecommons.org/l/by/4.0/88x31.png" /></a><br /><a xmlns:cc="http://creativecommons.org/ns#" href="https://minorshogi.com/" property="cc:attributionName" rel="cc:attributionURL">マイナー将棋ブログ</a> 作『<span xmlns:dct="http://purl.org/dc/terms/" href="http://purl.org/dc/dcmitype/Dataset" property="dct:title" rel="dct:type">ランダム指定局面将棋</span>』は<a rel="license" href="http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/">クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンス</a>で提供されています。<br /><a xmlns:dct="http://purl.org/dc/terms/" href="https://minorshogi.com/random-designation-phase-kif/" rel="dct:source">https://minorshogi.com/random-designation-phase-kif/</a>にある作品に基づいている。

 

▼kifファイルの再生方法▼
ダウンロードしたkifファイルは「柿木の将棋ソフトウェア」のフリーソフト「kifu for windows」でパソコン上で再生する事ができます。

Androidの方はKifu for Android(無料版)」で再生する事ができます。
「Kifu for Android Pro(有料版)」を使うと、PC版用のコメント付kifが文字化けせずに読めるようになります。

iPhoneの方は『kifu for iPone』で再生する事ができます。

 


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◆『ランダム指定局面将棋』の遊び方紹介。

プレイに必要な人数:2人

●『ランダム指定局面将棋』遊び方。
1.指してみたい局面を探す。
2.選んだ指定局面まで並べる。(将棋倶楽部2481dojoなどのネット対局場などで相手と実際に並べる。)
3.そこから実際に指して対局開始!

これで簡単に指定局面将棋が遊べます。

 

 


1.指してみたい局面を探そう! 図解『ランダム指定局面将棋』 

1.指してみたい局面を探す。
まずダウンロードしたkifファイルを開きます。

そうすると、こんな感じにに戦型別に分けられたフォルダが出てきます。
「居飛車対振り飛車」「駒落ち形」「相居飛車」「相振り飛車」「珍形」「力戦形」などあらゆる戦型が用意されています。
対局者同士の好きな戦型を選んでみましょう。

今回はオーソドックスな「居飛車対振り飛車」を開いてみます。

そうすると1番から番号順に名前のついたkifファイルが出てきます。
この中から好きな番号を選び、kifファイルを開いてみましょう。

 

 


△『ランダム指定局面将棋』指定局面の紹介!

では、試しに「居飛車対振り飛車」3番を見てみると・・・。

 

●「居飛車対振り飛車」第3番

【対抗形第3番は▲3三角成まで】
山田定跡対四間飛車の形。

後手四間飛車に対し、先手が山田定跡の斜め棒銀で仕掛けた局面。
先手の▲3三角成の角交換に対し、後手はどうするのか?

この局面を対局者2人が相談して、先手と後手を持つか決めてもらいます。
どちらを持つかは、対局者の好みで分かれるでしょう。
もしこの局面が気に入らなかったら、他の指定局面を選んでみるのも手です。

 

では他に「横歩取り」1番を見てみましょう。

 

●「横歩取り」第1番

【横歩取り第1番は▲3二とまで】
△4五角戦法の裏定跡の変化。

「横歩取り△4五角戦法」に対し、先手が途中で変化した局面。
後手の手番で△6七角成△3九となどの攻めが見えているが、先手には豊富な持ち駒があります。

この局面のどっちを持って指してみたい?
見解が分かれそうな局面ですが、実戦を持って進めてみるとお互い激しい展開になるでしょう。

 

それでも乱戦模様で気に入らない?

ならば相振り飛車なんてどうでしょうか。
適当に「相振り飛車」5番をチョイス!

 

●「相振り飛車」第5番

【相振り飛車第5番は△3六歩まで】
美濃対金無双の構図。どっちを持つ?

先手石田流美濃囲いVS後手石田流金無双の局面。
後手の金無双側が△3六歩と仕掛けた所。

美濃囲いの先手がいいのか? それとも先に仕掛けた後手がいいのか?
しかし後手も△8二銀と上がっていない金無双なので、8筋が広いという主張もあります。
そもそもこの△3六歩にはどう対応するのが良いのか?
構想力が問われる局面です。

 

そもそも相振り飛車はやらない?
居飛車系の局面がやりたい? そんな方なら相居飛車の「相掛かり」なんてどうでしょうか。

 

では「相掛かり」9番にしましょう。

 

●「相掛かり」第9番

【相掛かり第9番は△7四銀まで】
鎖鎌銀戦法の局面。9筋の突き合いがミソ。

先手相掛かり浮き飛車腰掛銀に対し、後手は△7四銀「鎖鎌銀戦法」に出た所。
戦いが始まる直前で、ここから先手は玉を囲うか仕掛けるか悩む局面。
次に後手の△8五銀が見えているが、後手が△8五銀を決行するタイミングも難しいところ。
普通の定跡形とちょっと違うところもあり、人によって方針が分かれそうな局面です。

こんな感じで、他にも「相矢倉」「角換わり」などの局面が用意されています。
一気に紹介していきたいと思います。

 

「相矢倉」2番はこんな感じです。

●「相矢倉」第2番

【相矢倉第2番は△6五歩まで】
後手急戦矢倉。端歩の突き合いがあるが?

「後手急戦矢倉」△6五歩と仕掛けた局面。
ここで先手の応手は? 後手は攻めきれるのか?

 

次に「角換わり」8番

 

●「角換わり」第8番

【角換わり8番は▲2六飛まで】
角換わり棒銀大友流定跡。罠がある。

「角換わり棒銀」に対して△5四角と打った後手。
それに対して先手は▲2六飛と浮いて受けた局面。

一見「角換わり棒銀大友流」の定跡形だが・・・どっちを持ちたい?

 

 

最後に珍形の紹介も一つだけしておきます。

「相袖飛車」「相右四間」「相中住まい」「相嬉野流」などのおかしな局面がテーマです。
では珍形1番をどうぞ。

 

●「珍形」第1番

【珍形1番は▲8七歩まで】
相雁木。後手は△6二銀型なのが違い。

「相雁木」です。
先手は「雁木右四間飛車」に構えて仕掛けの直前。
対する後手は△6二銀型で構えているのが主張の一つ。

この局面はどっちを持つか見解が分かれると思います。

 

そろそろこれを指してみたい!「自分なら先手を持つ。」「いやいや俺なら後手だ!」という局面が出現しているはずです。

では今度は実際に指して見ましょう。

 

 


◇2.実際に指定局面まで並べてみよう!

2.選んだ指定局面まで並べる。

気になった局面が出てきたら、次にその局面までネット対局場で並べます。 (リアル将棋ならそのまま盤面に並べる。)


ちゃんとkifファイルに初手からの手順があるので、並べるのも苦労しません。
一手づつ進めながら、指定局面まで進めます。

 

 


◇3.並べたら指定局面から指してみよう!

3.実際に指してみる。

指定局面まで進め終えたら、対局開始!
ここからは対局者同士、構想と読みがぶつかるいつもの将棋です。
果たしてここからどんな将棋になるのでしょうか?

 

 


◆最後に『ランダム指定局面将棋』まとめ。

これが『ランダム指定局面将棋』の遊び方でした。

色々な局面が用意されており、将棋をある程度指せる方なら一つか二つは気になる局面があるはずです。
自分の得意な局面を選んでみたり、あえて定跡は知っているが実戦では見たことのない・・・という変わった局面に挑戦してみるのも手です。

あるいは相手が苦手な戦型を選び、勝負に徹するなど、戦型選びも面白そうですね。
新たに自分の好きな局面を追加してみてもいいでしょう。
『ランダム師弟局面将棋』で将棋の遊び方がさらに広がると思います。

皆さんも是非『ランダム指定局面将棋』にチャレンジしてみてください。
もしかしたら新しい戦型への開拓ができるかも?

 

 


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