『続 横歩取りは生きている-上巻-』 試し読み

 

 


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将棋天国社さんから将棋天国社の本を紹介して良いという許可を頂いたので、今回は『続 横歩取りは生きている-上巻-』の中身を画像で紹介!
論より証拠、この本の魅力を知るには実際に読んでみてください!

沢田多喜男氏の熱い文章に引き込まれる事間違いなし!

 


画像をクリックすると、拡大して読めます。


続横歩取りは生きている-上巻- 著:沢田多喜男

 


続 横歩取りは生きている-上巻- 目次
相横歩取り型の系譜と実戦例、後手△3三角打戦法、後手△4五角戦法、若島・佐々木流、後手△3八歩戦法。
後手△7六飛戦法、先手▲7七銀戦法、先手▲7七桂戦法、先手▲7七歩戦法。
空中戦法△3三角型、空中戦法△3三桂型。

 

 


続 横歩取りは生きている-下巻- 目次

 


相居飛車型の系譜と実戦例、先手▲3二飛成戦法、後手△4一玉戦法、先手▲3六飛戦法。
対中飛車型の系譜と実戦例、先手▲5八金右、先手▲2四飛、後手△8八角成、a.▲2四桂、b.▲7七角。

 


イ.△5七桂、ロ.△4四桂、B.後手△5六同飛、三.先手▲3六飛。
新横歩取り戦法の系譜と実戦例、塚田スペシャル、A.後手△6二銀型、後手△6四歩の場合、後手△3四歩の場合。
塚田スペシャル後手△7二銀型、塚田流▲9六歩。
「いちご囲い」急戦法、中原流急戦相掛かり、谷川流腰掛銀横歩取り、名人戦の横歩取り。

 


序文 加藤 治郎名誉九段。
矢倉や振り飛車が下火になった時代に見直された横歩取り。

 


江戸時代から研究されている戦法を沢田多喜男氏が体系化した。
私は書を求められると「無中無旁」と書く事が多い。 これは大宇宙の無限を表現した言葉。

 


著者、沢田多喜男。 はじめに。
谷川浩司名人が四、五段、当事、新研究のもと公式戦に連続採用したことがきっかけとなった。
その後も谷川名人は横歩取りを含む多くの新戦法を意欲的に実戦対局に採用、好成績を収めている。
塚田王座の愛用する「塚田スペシャル」のような独創的戦術の出現は注目に値いする。

 

 


「塚田スペシャル」も未完成の定跡ではあるが、「新横歩取り戦法」として現段階での状況を紹介することとした。
本書をご覧になられると、花田・木村・升田・大山・中原・谷川らの大棋士をはじめ、各時代を代表する巨匠・名匠・俊英たちが、いかに横歩取りの将棋に精魂を傾けて来たかがご理解頂けると思う。
棋士たちを横歩取りに没入させた原動力は何か。
それは横歩取り戦法が一歩の実利というメリットと、一歩を得るために生じた手損と悪形のデメリットの何れが大きいか、という将棋戦術上の永遠のテーマを追求しているからである。
山田道美九段が「横歩取りを解明することは現代棋士に課せられた義務だ」と言い、木村義雄十四世名人が逝去される直前まで横歩取りが単なる一戦法に止まらず、将棋の本質を衝く存在であることを語るものだろう。

 

 


アマチュアにも横歩取りに関心を持つ人は多い。
本書にはプロ棋士の好局と共に、アマチュアの研究と熱戦譜も併せて収録した。
先頃出版された「将棋戦法大辞典」 (加藤治郎名誉九段、木村義徳八段、真部一男八段共著、大修館書店刊)は加藤治郎先生のライフワークであり画期的な事典だが、加藤先生のご指示によってこの事典の横歩取りの部を私がお手伝いさせて頂いたことは、身に余る光栄だった。
「将棋戦法大事典」は将棋ファン必携の書だけに、本書と併せて是非お読み下さるようお願いしたい。

 


第1章 相横歩取り型。
横歩取りは相掛かり戦法の一種であり、序盤で一歩の実利を挙げれば大局的に有利、という考え方である。

 


徳川時代に宗英、柳雪が深い研究を傾けた横歩取り。

 


相横歩取り型の系譜と実戦例。

 


空中戦法の実戦例。
△3三角型、△3三桂型、強引流(大木流横歩取り)
後手△3三角打戦法 "猛毒流"の威力。

 


あまり定跡を研究をしていない人は、反射的に▲7七角と受ける事が多い。
「目には目を、角には角を」というわけだ。

 


▲8七銀には△同飛成▲同金△3八歩の妙手がある。

 


その後、アマチュア大会で若林アマ名人に△3三角打戦法が炸裂!
だが若林アマ名人は△3八歩に▲5八金の新手を見つける。 若林流▲5八金の登場の話。

 


横歩取り後手△4五角戦法。
△4五角と打つ前に△2八歩か△3八歩を入れるのが定跡だが、△2八歩を打たずに△4五角だとどうなるのか?

 


大橋宗雪は▲2四飛以下先手有利に導く詳細な研究を、「平手相懸定跡奥義」の中で述べているので、後にご紹介する。
今から二百年前に指された、二代目伊藤看寿と徳川家治の対局の中に横歩取り三番があるが、何れも第1図で▲7七角と打っている。
二代目看寿は「煙詰」や「寿詰」(六百一手詰め)で名高い「将棋図巧」の作者、贈名人伊藤看寿の子で将来を嘱望されていたが、病を得て天明三年(一七八三年) 伊藤家を廃嫡となった。
家康将軍の横歩取り。
十代目将軍徳川家治は部類の将棋愛好家であった。
祖父の八代将軍吉宗も将棋好きで五段を許されていた程だったから、恐らくその影響と思われるが子供の頃から家臣や家元棋士たちと盛んに対局したようである。

『平手相懸定跡奥義』は江戸時代の棋書専門サイト『温故知新』で棋譜再生して読む事ができます。
温故知新 平手相懸定跡奥義』 ←クリックでリンク先へ飛ぶ。

 


すぐに△4五角と打つと先手が有利になる「大橋宗雪定跡」について。

 

 


△2八歩▲同銀△4五角戦法。(ツバメ返し戦法)
谷川名人が深い研究の下に公式戦で△4五角戦法を連採し、好成績を挙げた。

 


△4五角に対し▲7七角戦法。

 

 


△2八歩を▲同銀と取らずに▲7七角と打つ「若島・佐々木流」の再研究。

 


相横歩取り▲7七歩戦法についての話。
学生将棋界の実戦例から始まる。
▲7七歩戦法と▲7七銀戦法は姉妹戦法だが、大きな違いは後手の△8五飛を消しているのが▲7七歩戦法。(▲8八銀型のため隙がない。)

 

 


△3三角打戦法は徳川時代に度々出現。
明治以降の将棋界では△3三角打戦法は姿を消していたが、昭和三十一年のB級順位戦で、梶一郎八段が加藤博二七段に用いて勝利を収めて以来、にわかに見直されて多くの棋士が採用するようになった。
特に内藤九段が多用して「内藤流空中戦法」と称されている。

 


横歩取り△3三桂戦法。
昭和三九年に下平幸男七段が創始した有力な横歩取り対策である。
下平七段は清野静男七段と坂口允彦八段の二人にこの戦法を用い、対清野戦には勝ち、

 

 


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